2017年の全日程が終了。
正直やーっと終わったかって感じですw
無冠確定後はふんだんに残された消化試合をくり返すだけで、
野心も危機感もない日々を過ごすだけ。
ありがたいことに例年は終盤まで何らかのモチベを保ち続けてくれるガンバ大阪さんだけに、
他サポさんからすれば非常に贅沢な話をしているのかもしれませんが。

11勝10分13敗、勝点43で10位。
序盤こそ優勝争いの一角に踏みとどまっていた記憶がありますが、その後は..
長谷川監督退任の発表があってからはついに1勝も挙げられず、
リーグ戦10試合連続勝ち無しというクラブワースト記録も更新。
瞬間最大風速的な弱さではクラブ史に残るレベルにまで達してしまいました。
あとちょっと早く燃料が切れていたら残留争いでした。あるいは降格していました。
ギリギリセーフ。

これはつまらない。
ほとんど試合を見られておらず、
ただの結果チェックマンと化した僕ですらもにょり性が強いというのに、
スタジアムへ足を運び続けた方々の心中たるやお察し申し上げますわ。


長谷川監督が完全にネタ切れしてしまったのがとりあえずの痛恨。
16年のACLで為す術なく敗れたあたりで限界は見せつつあったが、
結局「次の一手」を出せぬまま終了。
惜しむらくは最後の切り札であった変則3バックが志半ばで幕引きになったこと。
そのキーマンである今野の故障、
あれがなければもうちょっとどうにかなったのかもしれないという気持ちはある。

その後は何の特色もないぐう凡チームに成り下がり、
ただただ無策なまま黒星を積み重ね、夏以降はひたすら叩かれるおじさんになってしまった。

とはいえJ2降格からの窮地を救ってくれた恩人であることには変わりはない。
あの時、長谷川監督が来てくれなかったら、立て直しに失敗していたら、
今ごろ我々はどこでどうしていたか..
そんなifを考えると感謝しかない。ありがとうございました。お世話になりました。

こういうグダグダな状況で後任にバトンを渡せるのも、ある意味ではラッキーだと思っている。
「このままじゃマズいですよという危機感。これ重要。
西野朗監督からセホーンに引き継いだ時は最終節まで優勝を争っていて、
監督が替わったからって一気に弱体化するなんてとても考えが及ばなかった。
そしたら死んだ。
今回は冷静に現在地を見据えての再出発。
それがプラスに作用することを願いたい。



先日発表された日本代表メンバーにも5人くらい選ばれるほど、人材は揃っている。
客観的には「戦力が足りない」だなんて口が裂けても言えない。
それゆえ新しい指揮官がちゃんと方向性を打ち出してピッチに送り込めば、
そないに無様な負けっぷりを重ねることにはならんと思うんですけどね。
本当に頼みますよ新しい監督さん。
今は再建に向けてブタの手も借りたい気持ちである。

個人的にはとうとう1試合もスタジアムへ行くことのないシーズンになった。
やるべきことに全力を尽くした結果なので、これはこれで勲章である。
とはいえ夏以降は幸か不幸か「行きたい」という気持ちにすらなれなかったなw

さあ来年はどうなりますやら。