>2020年7月4日■J1リーグ第2節
ガンバ大阪1-2セレッソ大阪

Jリーグ再開。負けちゃいましたねえ。淡々と。
いつもなら大阪ダービーで負けると三日三晩は立ち直れないくらいの屈辱感に見舞われるのに、今回は寝て起きたら平常運転みたいな。
やっぱり大阪ダービーの特別感は観衆が作ってたんだなと再認識。
絶対に聞きたくないあのチャントとか、喜んでるピンク色の人たちとか。そういうのを耳にしたり目にしたくないから勝ちたかったんだ。逆に「俺たちが大阪さ」を歌いたくて以下同文。そうかそうか。



ゲームとしてはザ・完敗。これで大阪ダービーは昨年の長居ラウンドに続き連敗。名将ロティーナによる洗練されたチームはそう簡単に崩せるもんじゃないし、もういい加減「過去の対戦成績ではガンバが圧倒しており〜」という前提も取っ払って、フラットな力関係として見ていかなきゃいけないでしょう。

流れでいえば前半終了間際の失点が痛恨だった。こういう時間帯にやられてしまうとやれ集中力が試合運びがと言われてしまうが、あれ確か後ろからしっかりつながれてフィニッシュまで持っていかれたんじゃなかったでしたっけ。相手を誉めるしかなかったという印象。2失点目は自陣左サイドをざっくり攻略された時点で詰んでた。あのへんの強度がもうちょっと求められる。

攻め手はどうなんでしょうねえ。追いかける展開になると崩すのは難しいし、活路を見出すとすれば先制するしかなかったが。アデミウソンのヘディングが枠に飛んだやつとか、宇佐美のエリア外からの一撃がリフレクションでポストに当たったやつとかが強いて言うなら惜しかった。終盤はパトリックめがけて放り込むだけで、ポジ要素は少なめだった。



大阪ダービーならではの激しい球際の争いもなく、今やすっかり記憶の彼方に置き去られた2月のマリノス戦のような必死さも伝わって来ず。先んじて開幕したプロ野球はそこまでの違いを感じなかったが、サッカー選手のパフォーマンスは会場の雰囲気に左右されることも改めて知ることに。

戦術面も雰囲気も手探り状態が続きますが、言うてる間に水曜に試合ありますからね。モタモタしてるとあっという間に置いていかれそうですので、早めにコツをつかんでください。